I'll protect you.
第4章 日常
ピピピピッ…ピピピピッ…ピピピピッ
いつもの目覚まし時計の音で目が覚める
瞼が重い…
時計を見ると
短い針が7
長い針が5
学校に行く準備しなくちゃ…
ベッドから起き上がり
階段を降りてリビングと繋がっている洗面所へと行く
鏡を見て絶句
昨日ぶたれた左頬が少し腫れて
泣きはらして腫れた目
最悪…。
自分の顔を見て昨日のことが夢ではなかったと再確認させられた気分
また涙が出てきたから
私は水で顔を洗ってその涙を誤魔化した