
I'll protect you.
第22章 ユウと優
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*コウキside*
隣に座るシンがだんだん俺の方に迫ってくる
俺は壁とシンに挟まれながらパフェを食べていた
食べにくい…
そして、うるさい…
『心くんのコーヒー美味しそ〜♪』
「お前もコーヒーだろ…
ユウの話なんだけどさ」
『私のパフェ少しあげる♪』
「いらん。
話聞けよ」
『何食べる〜?このドリア美味しそうだよ♪』
「いい加減にしろよ
俺はお前と仲良く飯食いに来たんじゃない。
ユウのことを教えてもらうためだ」
俺もさっさと帰りたい
振り回されるのはごめんだ。
なのに…
『私は心くんと仲良くなりたくて来たんだよ?
話はお互いの条件を満たしてから!』
ねっ!と言ってシンにベッタリくっついているマナちゃん
俺がシンなら耐えられないな
でも、これもユウを助けるためだから…
