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I'll protect you.

第37章 独占欲

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どれだけの時間が過ぎただろう



シン君はゆっくりと言葉を紡いで、私が知らなかったシン君の思いや行動を全て隠さず話してくれた。



「……こんな形でしか優を守れなかった

ごめん」



『……ッ!!』



シン君の悔しそうに歯を食いしばっている姿




私はもう見てることができなかった



私のせいでシン君はこんな大変な思いをした



脅迫されて、これは立派な犯罪



それでも、シン君は訴えようとはしないのは



私の居場所がないからだよね?



あの親を切り捨てた時、



私に帰る場所はない






『…シン君』






本当はこんなこと言いたくない







ずっと、シン君と一緒にいたかった











『別れよ』






あなたを、これ以上傷付けたくないの




シン君の私を引き止める声も、



私の手を掴む手も




全てはらって家を出た




LINEもブロックして家にも帰らず友達の家を回った





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