
I'll protect you.
第42章 巡り会い
____________________________________
________________________
_____________
『直人?』
「どうかしたのか?」
奈々が俺の隣を歩きながら嬉しそうに笑う。
『なんか、直人が嬉しそうだから!』
嬉しそう?
そうかもな。
「大切な戦友が帰ってきたんだ」
『あーわかった。あの人だ』
奈々は俺の腕に絡み付いて離れない。
「知らないくせに」
『知ってるよ。私に会いに来たもん』
会いにきた……?
「そんな話、初耳なんだが?」
奈々はクスクスと小さく笑ってみせた。
『校門の前で超イケメンが私を呼んでるって言うんだもん。
驚いちゃったよ』
「それ、いつの話だ」
『2年前の秋。
”神崎はあなたを待ってる。今でもずっと”って……
それだけ言って帰って行ったの。
それで、もう一度直人とのことを考えて悩んで
直人とやり直すって決めたの……』
……そうゆうことだったのか
あいつが、奈々をもう一度
俺の元へ返してくれたんだ
「キザな奴」
『ほら、噂をすれば─────』
奈々はそう言って中庭を指さした
________________________
_____________
『直人?』
「どうかしたのか?」
奈々が俺の隣を歩きながら嬉しそうに笑う。
『なんか、直人が嬉しそうだから!』
嬉しそう?
そうかもな。
「大切な戦友が帰ってきたんだ」
『あーわかった。あの人だ』
奈々は俺の腕に絡み付いて離れない。
「知らないくせに」
『知ってるよ。私に会いに来たもん』
会いにきた……?
「そんな話、初耳なんだが?」
奈々はクスクスと小さく笑ってみせた。
『校門の前で超イケメンが私を呼んでるって言うんだもん。
驚いちゃったよ』
「それ、いつの話だ」
『2年前の秋。
”神崎はあなたを待ってる。今でもずっと”って……
それだけ言って帰って行ったの。
それで、もう一度直人とのことを考えて悩んで
直人とやり直すって決めたの……』
……そうゆうことだったのか
あいつが、奈々をもう一度
俺の元へ返してくれたんだ
「キザな奴」
『ほら、噂をすれば─────』
奈々はそう言って中庭を指さした
