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I'll protect you.

第10章 居場所



「理由はないよ」


シンはしれっとして言う

理由がないのに好きなのか…?



「そんなことより

俺はお前らと話がしたかったんだ

ユウが起きる前に三人だけで」


シンの真剣な表情にただのガキが話す会話じゃないことは安易に予想できた


いつもおちゃらけているコウも今日はいつになく静かで真面目にシンの話に耳を傾けた


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