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I'll protect you.

第11章 安心

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「おい!コウ!

もっと静かに掃けよ!

ホコリが舞ってるだろ!」


「これが俺の精一杯なんだ!」


『ちょっとぉ!!

コウキ君暴れないでよ!』


「暴れてねぇーよ!」



…そう私達はこんな言い合いをしながら


バスの掃除中。


シン君が習い事があるからと出ていってしまってから20分

シン君がいないとまとまらない私達…


シン君パワーって偉大だなと改めて思った


『シン君早く帰ってきてぇ〜!

コウキ君を黙らせてぇ〜!』


「なっ!?

俺がいつうるさくしたよ!?

シン早くカナを静めてくれぇー!」


カナは一切聞く耳を持たず、
ひとり黙々と掃除を進めていた



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