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ショートラブストーリー

第3章 高橋×真由美

次の日、目を覚ますと目の前に高橋さんの顔があった。

え!?

…あ、そっか。昨日あのまま…

見ると、二人とも裸で…今更ながら顔が赤くなった。

時計を見ると、7時をちょっと過ぎた所を示していた。

「高橋さん…高橋さん」

揺り起こすと、眠そうに目を細めてあたしを見て…



目を覚ますと、真由美ちゃんが裸で俺の顔を覗き込んでいた。

何だよ、このAVみたいなシチュエーションは。寝起きに刺激的過ぎだぞ!?

俺は真由美ちゃんを引き寄せると、ぎゅっと抱きしめた。

「真由美ちゃんエッチ~。そんな姿で誘ってんの~?」

「え、違っ…あんっ!!じ…時間!大丈夫なの!?」

真由美ちゃんの胸を揉みながら時計を見て確認して…

「…やべ」

急いで服を身につけ、身支度をする。

日曜日の今日も仕事だもんなぁ。昨日出たぶん今日振替休日にしてくれりゃあ、オーナーっていい人!!ってとこなのに。

「じゃ、ごめんな。また連絡するから」

「うん。気をつけて。行ってらっしゃい」

玄関を出ようとして、真由美ちゃんの言葉に足を止めた。

何かいいなぁ…。結婚したみたいじゃん!?

「あ、忘れ物した」

「え!?何?持ってくるよ!?」

真由美ちゃんの側まで戻ってくると、戸惑ってる彼女の唇にキスをした。

「おはようのキスと、行ってきますのチュウ、忘れた」

オーナーの怒鳴り声覚悟で、でも今のこの幸せを逃したくなくて。

俺は真由美ちゃんを抱き締めながらキスをした。



おわり

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