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ショートラブストーリー

第4章 美夜子(みやこ)

「感じてる、んじゃなくて?」

「分かんない…こん、な、の、初めて、だも…んっ…」

息も絶え絶えに答えてると、貴史が何故かニタリと笑って

「そっか~」

と妙にご機嫌になった。

「…何?」

「何でも」

貴史の手が、太腿の内側からアソコまでを擦ってくる。

アソコの奥がきゅんきゅんしてるのが分かって、思わず腰を浮かせた。

「美夜子、誘ってる?」

「な、何が?…はあぁぁん!!」

貴史が指先で触ると、くぱぁ…と音がして割れ目が開いた。

「すげ…ヌルヌルしてる」

「あんっ!!あっ…あっ」

貴史が指を動かす度に、ぐちゅぐちゅとアソコが音をたてる。

「入れたい…いい?」

あたしは頷きかけて…

「…コンドーム、持ってる?」

「ある…と思う」

貴史は机の引き出しを開けると、可愛くラッピングされた小箱を持ってきた。

「…どうしたの?それ」

「誕生日に公太からもらった」

「誕生日プレゼント?それが?」

「ま、半分ウケ狙いらしいけど…役にたって良かった」

貴史はパッケージを剥がすと中から一つ取りだし、自身に着けた。

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