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私の彼

第2章 謎

学校に着いた途端
金本優太に出会った


きっと彼も家が遠いのだろう

とそう思いながら階段を上ろうとした。

その時

金本君が声をかけてきた。

「橋本さん。ちょっとだけいいかな?階段上りながらでいいから」

私は何となく
「あ、うんいいよ」
と言ってしまった。









階段を上りながら金本君と最近はどう?
とかクラス楽しそうだね。とか普通の会話をしていた。


けど急に金本君が止まった。しかも下をうつむいて・・。

私が「どうしたの?」って声をかけたら 金本君はこう言った。














「好きだ」









「えっ?」

突然の告白に私は唖然として突っ立っていた。




すると金本君は言った
「前からこのクラスを通るたびに君の笑い声が聞こえてくるんだ」

またしばらく沈黙が続く。


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