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まとまらないお話たち

第13章 13

『合格だ。これから宜しく。大牙くん』
『は? おおきば? オレの名前は』
『名前だよ、ここでの名前。まさか本名でする気かい?』
『………それにしても、なんでオオキバ』
『君はまだ狩猟になれてないようだからね。巨大な爪や牙をもつ、獰猛な獣のようになってもらわないと困る』
『(もしかして大きな牙って書くのか? タイガでいいじゃねーか…)』
『それと、君のパートナーを紹介しよう。恋だ。文字通り、恋愛ごとに疎そうな男だろう?』
『宜しく。大牙』
『(れんだと…? やっぱりおかしな組織はおかしなトップがいるんだな)……どうも』
あの時。
オレに手を差し出したお前は、こんな未来を知っていたのか?
知ってて笑えたのか?
なァ……恋。

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