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まとまらないお話たち

第13章 13


人間、ずっと生きてるのは無理だから世代交代っつーか、俺たちが年とれば当然ガキもでかくなる。
多くはまともな職に就くのだろうが、そのうちの何人かはもしかしたら俺や黒龍と同じ道を歩むものも出てくるかもしれない。
政府の野郎は年々下がり続ける支持率をどうにかしてあげようと、子供たちの教育を始め子育て支援に手を入れるわけだが。
当然、俺だってもちろん子供がどれほど大切かわかってる。
妹にはちゃんと日の下を歩く人間になってほしい、から今回のことはもちろん仕事については絶対口にはしないが。
今回は他でもない、その妹――詠美に関わることだ。
詠美と、その友達…翠サン(黒龍が怖くて呼び捨てになんか出来ねえ)のことなんだ。
誰が仕向けたかわからねぇ、誰が黒幕かわからねぇ。
だけどこれだけは言えることだ。
事情を話したら黒龍も眼の色変えやがった。
なァ、ムカツクよなあ、黒龍。
罪のないターゲット程躊躇うもんだが、今回はちと事情が違う。
久々に派手にヤッちまおうか、なぁ?
詠美と翠サンを嬲った野郎共なんざ、手加減なんてしてやらなくていい。
他でもない、奴ら自身の血で穢してやろうぜ。

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