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崩れる音を聞きました…

第3章 思い出せない…思い出



子供の私には…


二人の雰囲気が変わった事が…



解らなかった…




もっと早く…気がついていれば



修復出来たのかも…しれない…





今は……子供過ぎた自分を…



責める事しか出来ない…







だって…責めたい両親は…



いないのだから…




もう…何日…



両親の顔――――…



見てないのかな…





そろそろ…



母の笑顔を忘れそうで…


父の優しい背中を忘れそうで……





怖くなる…



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