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片想い

第4章 あの人

目が覚めると あの人は いない

急いで窓を開けるけど

一面の銀世界は 

あの人の足跡も隠してしまった

まるで だれの訪れもなかったように

テーブルに残されたマグカップが

あの人の訪れが 夢ではなかったことを

教えてくれる

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