テキストサイズ

片想い

第6章 片想いの オレ

常套の断り文句と わかっているのに

なんで 君の言葉どおり ここにきた?!

君が来るわけないじゃないか

あんなの体のいい断り文句だ

ショップの硝子に映った 情けないオレ

バカみてえ

「あれ本気だったの?!」

振り向き 固まる オレ

嘘だろ?! 来たよ!!

「約束だからね♪」

優しく微笑む 君が眩しい

ストーリーメニュー

TOPTOPへ