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年下なんて関係ないっ!

第2章 偶然?いや、奇跡?

「戸塚春樹です。今日はよろしくお願いします。」

「ふぅーん。あの子、春樹くんって言うんだ。かっこいいじゃん。」

爽子が耳元で囁いた。

そう、他でもないあの青年だったのだ。

「じゃあ、先輩方を紹介しまーす!」

爽子が少しおちゃらけて話す。

『え、えっと。みなさんより、4年先輩の松原紗江です。よろしくお願いします。』

ずっと俯いていた春樹が顔を上げた。

「…あ。」

少し目を見開く。

こんなにも早く再会するとは思わなかったようだ。



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