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年下なんて関係ないっ!

第3章 教育係

仕事はできるが、堅くて、いちいち確認にくる乗松。

もうちょっと、自分の仕事のできに、自信持ってもいいと思うんだけどなぁ。



「先輩、できました」

『…あれ?ここ、違うよ?』

「わざとです。このように直したほうが見やすいし、管理もしやすくありませんか?」

『…それはそうだけど。今度からは一言、相談して』

「先輩…」

『ん?』

デスクに手をつかれ、耳の横に戸塚の顔が迫る。

『ちょっ…戸塚…』

「先輩、しっかりしてくださいよ。後輩に圧倒されてるじゃないですか」

耳元で囁かれる。

『…っ』

それだけで身体中に刺激が走った。

「昨日の続きは後で…ですよ?」

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