テキストサイズ

甘いキスを永遠にー番外編ー

第2章 春の運動会

「海っ!諦めんなあっ‼︎」


元哉が一段と大きな超えで叫んだ。


一瞬抜かされたが、海は元哉の声に応えるようにスピードを上げた。


「海〜っ!頑張れぇ〜‼︎」


海はなんとか逃げ切り一番のままバトンを渡せた。


その後の学年が波に乗るようにはぐんぐん差を広げ、海の組は無事一位のままゴールした。


私達はホッと胸を撫で下ろした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ