テキストサイズ

甘いキスを永遠にー番外編ー

第2章 春の運動会

ゴール前でビデオとカメラを持ってポジションを確保。


海の出番はまだかまだかとひたすら待つ。


『次は四年生の100m走です。皆様応援して下さい。』


放送が流れると私達は海の姿を探す。


いた!


1…2…ああ、5番目だ!


「元哉、海、5番目!」


「らじゃあっ!」


刻々と迫る海の順番に息を呑んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ