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結婚式は、あんがい普通で、

ハプニングもそんなになかった。


大変だったのは、


披露宴の二次会。


「かずぅ…眠い。」


「うわっ、ちょっ！ここで寝んな。」

「嫌だ。もう、眠い。」


「あ、お前、酒飲んだろ。」

「違うぅ。和也のが、綺麗だから、ちょっとだけ飲んだのぉ。」

「バカ。あれ酒だから。」

ハァとため息をついて、隣を見ると、

もう、らんなサンは夢の中で。

その幸せそうな笑顔に、思わず笑った。