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アリスは犯される

第2章 マッドハッター


「…出口…?」

そう、出口。

私が落ちてから結構な時間が経ってるだろうし、家族も心配してるはず。

ここがワンダーランドだとしても出口はきっとあるはず!!

「ま…マッドハッター…??」

返事がこない。

な…なによ…出口がないなんてことは…

「ある」

「っじゃあ…!!」

「だけど、女王の城の扉一つしかない」

…じょ…おう…??

もふもふっと彼がウサギを撫でる。

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