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アリスは犯される

第2章 マッドハッター


「……うん…」

ここで途方に暮れるより女王の城まで行ったほうがいいよね

「マッドハッター、私いく!!」
そういうと、彼はニッコリ笑って言った。

「アリスはみんなの人気者だからね、襲われないように気をつけるんだよ?」

「……えっ…」

顔が引きつる。

「ほら、行ってらっしゃい」

チュッ

頬に軽くキスされて紅くなりながらも、走りだす。

いつの間にか、ウサギは私の先を走っていた。

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