秘密のカップル
第11章 ソファで。
ゆっくりとソファに押し倒され、
向き合う。
弘樹と久々…に、ヤる、のかな?
梨華「なに?弘樹…」
なかなか弘樹がキスをしてこない。
なんで?
弘樹「…あ、や、なんでも。」
私の顎を少し上にあげて、キスを再開する。
激しく絡み合うキスではなく、甘く…溶けそうな優しいディープキス。
最近、こんな甘いキスはしないから
感じる私。
早くいろんなところに触れて欲しくて…
梨華「……ん、ん…ンン」
弘樹「…梨華、ここでヤッていい?ソファだけど大丈夫かな?」
梨華「えっ?!こんなとこでヤッていいの?液だって…出ちゃう、んだよ?」
少し恥ずかしがって言う。
弘樹「うん、大丈夫だよ。拭けばいいしね」
優しい笑顔で言ってくれる。
ぁあ、私はこんなに優しくていい人を騙してるんだなぁって思うとまた罪悪感。
でも仕方がない。
あれは、弘樹を守るためでもあるから。
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