禁断兄妹
第7章 二回目の絶頂
「‥‥油断した‥‥」
耳元で聞こえた荒い息づかい。
四つん這いになった私の腰を抱くように
お兄ちゃんが覆い被さっていた。
「まだそんな力が残ってたんだな‥‥」
お兄ちゃんが私の背中に熱い唇を押し当てながら囁く。
「離して、離し‥‥ッ‥‥ああッ!」
腰の辺りに回していた両手で胸をまさぐられて
下から持ち上げるようにきゅうっと揉み上げられる。
「俺にイかされるのがそんなに嫌か‥‥?」
「や‥‥ンッ、いや、なのっ‥‥あッ‥‥」
涙が零れてソファにぽたんと落ちる。
「言っただろ‥‥泣いてお願いされたって、やめる気は、ないから‥‥」
耳元で熱く囁かれて
そのまま耳の穴に舌をねじ込まれる。
「あんッ!」
びくんと反り返る体
耳元から首筋にかけて肌が粟立つ感覚に
たまらずソファに爪を立てる。
熱く湿った舌先が耳の穴を掘る度に
体の力が抜けるような快感が私を襲う。
耳を責められながら
乳首を指の股で挟むようにして
何度も何度も胸を揉まれて
「んっ、く‥‥は、あ‥‥っ」
イく寸前だったあそこがじんじんと熱く疼き始めて
思わず両足をきつく合わせた。