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禁断兄妹

第9章 運命の出会い


以前から東京本社への異動を打診されていた
ずっと決めかねていたけど
再婚を機に話を受けることにした

あの会食から一週間ほど経った
夕飯のダイニング

まるで明日の予定を話すかのように
父さんは淡々と話し出した。


美弥子と籍を入れて
九月中には四人で東京に引っ越そうと思ってる

俺は開いた口が塞がらなかった。

この北海道から
東京

九月中にはって
後二ヶ月もない

本気かよ

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