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禁断兄妹

第17章 告白、そして指で‥‥ ※※柊side※※


まっすぐ前を向いていた萌が
何気なく俯くようにして
横目で俺を見た。

じっと萌を見ていた俺の目と
視線がぶつかる。

その瞬間
萌は小さく息を飲んで
慌てて下を向いた。


「・・・・萌は、可愛いな」


固く強張っている横顔へ
微笑みかけた。

俺が怖いのか

その怯えた顔
ひどく
俺の嗜虐心を煽る

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