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「そんなこと言われたら、正気じゃいられないよ‥‥」


俺は二つの頂きを肌から離すように
親指と中指で摘みあげた。


「っ‥‥」


電気が走ったかのように
萌の身体がびくんと震える。

すがりつくように揺れる瞳を覗き込みながら
伸ばした側面
指先をこすり合わせるように強くすり潰して
先端の可愛らしい窪みを人差し指で掘る。


「あ‥‥しゅ、う‥‥ッ‥‥」


俺と視線を合わせたまま細くなっていく瞳
手繰り寄せたシーツを掴む両手に力が込められる。

萌の身体の中に灯っている小さな炎をもっと燃え上がらせるよう
両手を淫らに動かしながら
小さな耳穴へ熱い息を吹き込む。


「‥‥いっぱい愛してあげるよ‥‥」


焦がれる想いのままに囁いて
舌を忍び込ませる。


「うん‥‥愛して‥‥柊‥‥」


粟立たせた肌を震わせながら頷く萌
俺はたまらずに
萌の両足の間へ後ろから片足を差し込んだ。