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禁断兄妹

第5章 萌がイクまで、やめないよ‥‥



花芯と中を
同時に激しく責められながら
私は
光にも似た力強い快感が
そこを中心に渦巻き始めるのを感じた。

渦はどんどん大きくなって
今にも弾けそう

もしかして
これがイクってことなの


お兄ちゃんに
本当に
イかされちゃうの


「お兄、ちゃ、んっ‥‥もう、だめ、だめぇ‥‥ッ!」


何かが
すぐそこまで来てる

大きく開いた足がつりそうなほど
全身が硬直して

目が眩むような禁断の快感に
瞼の裏に星が散らばる

零れ落ちる涙
お兄ちゃんの舌に舐めとられて


「愛してるよ、萌‥‥愛して、る‥‥っ」


熱く狂おしい声

これが
お兄ちゃんの愛の形なの


「わかん、ない‥‥っ、わかんないよぉ‥‥っ‥‥」


「わからなくていい‥‥ただ、俺を感じれば、いい‥‥っ」


お兄ちゃんは声を押し殺して叫ぶ。


「あん、もう、お兄ちゃんッ、もう、だ、め‥‥ッ!」


無我夢中で
泣き声にも似た声をあげた私に


「萌を、初めてイかせるのは、俺だよ‥‥この、俺、だ‥‥っ」


お兄ちゃんは更に激しく
指が動かす。

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