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「お嬢様。」

第11章 こくはく

「ま、君に会ったのはほんと運命かな。

嫁に欲しい、と正直におもったもん」

あたしと彼が会ったのは

うちの家のジムルーム開設のとき

だったらしいんだけど。

あたしは覚えてなかった。

「俺ももう25だから、親に

早く孫見せてあげたいしね」

確かに。

25歳なのに落ち着いてるから

意外に年上にみえるけどね。

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