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「お嬢様。」

第12章 ゆっくり

海でふたりで泳いでみたり

写真をとったり

海の家で焼きそば買ったり

満喫してると、すぐに陽は暮れた。

「あーもう終わりかあ」

残念そうに海の向こう側をみる。

「いこっか?」

あたしは立ち上がり

タオルやいろんなものを片付ける。

「そうだな」

「お腹、すこし減っちゃったかも」

「昼軽くしかたべてないもんな。」

荷物を後部座席に詰め込んで

着替えたあたしと蓮さんは

車のなかなのに手をしっかりと

つないでた。

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