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「お嬢様。」

第14章 あきのはじまり

バタン

......からだが重いよ......

自由がきかない。

あたしは倒れる。

のびる白い手があたしを支える。

あたしの名前が

英語のイントネーションで聞こえる。

Carenって大きな声で。





もやもや、してる。

痛い

お腹が痛い......

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