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NNK

第2章 壁


ふと背筋に寒気を感じ
振り替えるとそこには
少年が立っていた

気のせいかもしれないが
少年の手は
僕の鞄に伸びていた

この少年もまた
脂ギッシュやJKの組織だろうか
違うか

僕はすぐさま
ホームから立ち去る
エスカレーターを
一段飛ばしでかけ降りる

もしかしたら
いや
そんなことはない
しかし
万が一の場合
馬鹿な

走りながら考え
考えることに疲れ
疲れを拒否する為に
僕は考えるのをやめた

コーラが飲みたい

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