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それでも好きな人

第8章 甘い味



美鈴「…」


記憶が甦る
目を逸らし続けていた
あの日、あの時の辛く悲しい記憶…


美鈴「…」

拓真「本当に大丈夫?」

美鈴「…大丈夫」

拓真「…」


拓真に精一杯の笑顔を見せ
硬く立ち上がった拓真の性器に触れた
最初は尖端を少し
ゆっくりとしか舐められなかったが
一生懸命頑張る美鈴の姿を
拓真は嬉しそうに
見守っていた


美鈴「ん…」

拓真「いいよ、その調子…」

美鈴「んっ、っ…」


美鈴の口の中で
拓真の性器が大きく脈打った
下手くそながら拓真が感じてくれている
事に
喜びを感じ
美鈴は舌だけではなく
手も使ってさらに激しく刺激した


拓真「は…ぁっ、もう…」

美鈴「んっ、っ…」


最後まで…
最後までしてあげたい…

その想いから
美鈴は喉奥まで飲み込むと
拓真は観念したように美鈴の口の中に
熱く濃い精液を
放った


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