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店員「こちら、プレゼント用でよろしか
ったですか？」

拓真「はい」


２３日
拓真はそれぞれに渡す
クリスマスプレゼントを買っていた
香苗にはブランドの新作のネックレスを
義理の母にはカーデガン
美鈴には靴を
それぞれに買った


店員「ありがとうございました」

拓真「…」


プレゼント
鞄にしまい店を出た拓真
そのまま家に帰るつもりだったが
途中、ある店である物を見つけ引かれる
ように
その店へ
入って行った


拓真「…」

店員「いらっしゃいませ」

拓真「すいません、表に飾ってあるやつ
まだありますか？」

店員「えっと…あぁ二枚だけなら残って
ますよ」

拓真「良かった、二枚ください」

店員「日にちの指定は出来ませんがよろ
しいですか？」

拓真「構いません」

店員「ありがとうございます、えっと…
二枚で二万二千円ですね」

拓真「はい」