それでも好きな人
第4章 告白
美鈴「やっ…ダ…指、動かしちゃ」
拓真「…」
美鈴「あ、あっ、あぁ…」
最初は一本だったが
慣れてくるとその指は増えていき
指が増えれば感度も溢れてくる蜜も増え
るわけで…
美鈴「や、やめ…もう…ぁつ…」
拓真「気持ち良くない?」
美鈴「そう…じゃな…ただ…もう…」
拓真「…」
美鈴「お義兄さん?」
拓真「本当に…いいんだね…もう後には
引けない、元には戻れないよ」
美鈴「…うんっ」
これより先に進んだら
もう本当の家族ではいられなくなる
香苗に対し一生、罪悪感を感じて生きて
いく事になる
ここで一線を超えたら…
拓真「…ごめんね…美鈴ちゃん」
美鈴「どうして謝るの?」
拓真「優柔不断だから…どちらか一人を
選べないから…」
美鈴「だけど私は嬉しいよ、どんな状況
でもお義、拓真さんとこうして大好きな
人に触れてもられたから」
拓真「美鈴ちゃん…」
美鈴「…だから」