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理由。

第2章 1日目~①~



聡が部屋に入ってきた。

「目がさめたみたいだね。
気分は?」

「最悪。」
聡をにらんで亜衣が言った。

「ここどこ?帰らしてよ。」
気丈に言いながら、亜衣は聡をにらみ続けた。


「帰らせたら連れてきた意味ないじゃん」

そう言って近づいてくる。


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