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私ね、実は......

第13章 お泊り会8 ~朝~



「ん・・・」

眩しい日の光で目を覚ます。
ふと、時計に目をやると朝の7時。

まだ朝だというのに、肌に突き刺さる熱い太陽の光。
私はそんな光を避けるかのように横に移動し、また目を閉じた。









「おい・・・起きろ」

「ん~~」

「起きろって!!!」

春の声が聞こえる・・・。まだ、起きたくない・・・。

「起きろぉおおおお!!!」

「わぁぁああ?!!」

春の大声で先ほどまでの眠気はどこかに飛んでいってしまった。

「お、おはよう・・・」

「早く起きろよ・・・。皆が待ってる」

「え、あ、本当・・・」

ちょっと寝坊だな・・・こりゃ。

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