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☆七海Side


えっ？

今…なんて……。


俺と…結婚して…ください…。




結婚？？


嘘…。
力哉、そんなこと…。




｢私でいいの？｣


｢七海じゃなきゃだめだから…｣

力哉…。

嬉しいよ…。



嬉しすぎるよ…。





私の目からは涙が流れていた。


｢なんで泣くんだよ…｣


｢だって嬉しくて…ｸﾞｽﾞﾝ｣


｢それって……｣


｢私でよければ…｣




私は力哉に抱き締められていた。

やっぱり温かい…。



｢七海…これからは一緒に生きよう｣


｢うん…///｣


力哉はポケットから小さい箱を取り出した。


｢左手出して…｣


｢うん…｣

私は言われた通り左手を出した。