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｢はい、元気な男の子ですよ!!｣

そう言って看護婦さんが七海の胸の上に赤ちゃんをのせる。


男の子…。

赤ちゃんは男の子だった。



｢やっと…会えたね…｣

七海が涙を流しながら言う。


俺も知らない間に涙を流していた。



俺たちの赤ちゃんはとっても可愛いかった。

でも七海はすごいと思う…。



てか強い。
人間が人間を生むなんて、すごい…。

俺にはできないことを七海はできる。



それは女の人しかできない。




｢七海…よく頑張ったな…｣


｢えへへ…ありがとう!!｣