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２人を奥の部屋に連れていった。



｢ここでいい子にしとくんだぞ？｣


｢｢はーい!!｣｣

まぁ２人なら大丈夫だろう…。


俺は仕事に戻った。

子どもたちが気が気でなかったけど、なんとか昼休みまで頑張った。



｢じゃあ店長…休憩入ります…｣


｢あっ!力哉くん…これ子どもたちに｣

そう言って渡されたのは、一箱まるまる入ったチョコレート。


｢こ、こんなに？｣


｢いいからいいから…｣


｢ありがとうございます…｣

店長はなんて優しいんだろう…。


ここでバイトしてよかった…。



俺は２人がいる部屋に行くと、泰生は机に顔を伏せて眠っていた。

舜斗は近くで絵本を手にしている。