
幼なじみはドSで超エッチ
第29章 番外編 ☆3☆
俺は家を出ようとした。
舜斗は先に出たのか…。
「力哉…行ってらっしゃい!」
「おぉ!行ってきます!」
ったく…。
朝から可愛いなぁ…。
っておい!
俺は家を出て、車に乗った。
助手席には舜斗が乗った。
舜斗の高校まで車を走らせる。
舜斗は家から少し離れた高校に通っている。
いつもはバス通。
「親父、あのさぁ…」
「どうした?」
「話しってのは進路の事なんだけど…」
舜斗が言った。
進路か…。
舜斗ももう高3だもんな…。
「俺、パティシエになりたい!」
「パティ…シエ?」
「うん!お菓子とかを作ったりする仕事なんだけど…だめかな?」
