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いつまでも、何年経っても切なくて

第11章 真っ直ぐな想い

私たちは会話もなく家に着いた。
何も言わずにそれぞれ家に入っていった。


その日の夜は響が部屋に来ることは無かった。
そして私は眠れぬ夜を過ごした。


朝を迎えても布団から出なかった。
今日は日曜日だからまだ起きなくていい。


布団を頭まで被っていつの間にか眠っていた。


急にベッドが沈んだので
驚いてガバッと起き上がると


そこには響が座っていた...


響も眠れなかったんだね...
そんな顔してる...


少しの沈黙の後私から切り出した。


『私は...響が好きなの。


一度も宮本が好きだなんて


言ったこと無いのに


どうしてあんなことしたの?』


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