いつまでも、何年経っても切なくて
第17章 今は恋する気分じゃありません
私はここの社員食堂が好きだ
献立も味付けも見た目もとても凝っている
私は料理長と料理長補佐から何か盗む技術はないものかとつい気になってそちらの方に目が行くのであった
「こらぁ、中嶋、自分の仕事に集中しろ」
そう私を注意したのはここの料理長補佐の
小野寺達也(おのでらたつや) 28歳だ
私の視線に気付くってことはあなたも仕事に集中してないのでは?
とても言えるわけのない言葉を飲み込んで私はチキンをオーブンに押し込んだ
「なんか文句でもあんのか?」
私にまだ攻撃してくる小野寺補佐
『滅相もございません』
適当にあしらおうとすると
「お前、今日の飲み会で覚えとけよ」と
睨みをきかされた
献立も味付けも見た目もとても凝っている
私は料理長と料理長補佐から何か盗む技術はないものかとつい気になってそちらの方に目が行くのであった
「こらぁ、中嶋、自分の仕事に集中しろ」
そう私を注意したのはここの料理長補佐の
小野寺達也(おのでらたつや) 28歳だ
私の視線に気付くってことはあなたも仕事に集中してないのでは?
とても言えるわけのない言葉を飲み込んで私はチキンをオーブンに押し込んだ
「なんか文句でもあんのか?」
私にまだ攻撃してくる小野寺補佐
『滅相もございません』
適当にあしらおうとすると
「お前、今日の飲み会で覚えとけよ」と
睨みをきかされた