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いつまでも、何年経っても切なくて

第22章 本当の気持ち

好きになってもいないのに
付き合って


達ちゃんを傷付けてしまった


達ちゃんにプロポーズされた時
どうしても達ちゃんと結婚しているイメージが湧かなかった

達ちゃんが指輪を用意してくれてた時は
すごく戸惑ったの


だけど響も
私の誕生日に指輪くれたでしょう?


あの時私、自然と左手の薬指に
指輪をはめていた


隠してたつもりの気持ちが
全然隠れてなかった...


私、ずっと
響の気持ちを探ってた


響の気持ちを知りたくて
知らないまま自分の気持ちを伝える勇気は無くて


響が昔からプレゼントしてくれてた
お花の名前とその意味がわかった時


少なからず期待した...


響に会いたかった


響の気持ちが聞きたかった...






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