テキストサイズ

いつまでも、何年経っても切なくて

第4章 俺だけのもの

愛し合うのに決まった愛し方なんてない。
私達は私達の愛し方で愛し合う。


私達はついこの間、初めてを終えたばかりだ。
でも、ずっと一緒に過ごしてきたからだろうか


この身体、昔から抱きあってたんじゃないかなって思ってしまうほど温もりが気持ちいい...


イクなんてまだわからないけど
私達は私達の愛し方で気持ちいいと思えたらいい


響が私の中に入ってきた。
『んっ...、あッ...』


今日は最初の時よりも気持ちいい...
目を閉じて響を感じていた


響の動きが速まった。
響の額から汗が落ちてくる。
私は響の背中を強く抱きしめた。


「イクっ...」
その声に目を開けると響はなんともいとおしい顔をしていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ