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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第3章 Water mark(波紋)

 ポルシェがごく普通の乗り物という感覚からして、拓人が高校生で社長職を継いでから、普通の十代の若者が身を置く世界で生きてきたわけではないことを示している。
 十代で継いだのは名前だけの社長職だとサラ金業者たちには謙遜したが、それはまったく事実に相違することを愛奈は知っていた。拓人の代になってから、アークコーポレーションは更に飛躍的な発展を遂げている。

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