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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 どちらも女子には可愛いと人気があり、愛奈も好きなデザインだ。四階の隅っこの教室の前まで辿り着いたときには、全身に玉の汗が浮いていた。それはもちろん拓人も同じだろう。これからの夏場にはスーツはかなり暑そうである。
「お前、ちょっと気を付けた方が良いぞ」
 拓人が小声で耳打ちするので、愛奈は小首を傾げた。

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