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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 案の定、その日は高校に着いたのは九時を回っていた。昼休み、愛奈は担任の大木先生から生徒指導室に呼ばれた。職員室では何かと人眼があるから、二人だけで話せる場所を選んでくれたのはありがたかった。
「昨日の今日だから、僕も心配していたんだが、どうだ、あれから従兄とは話はできたか?」
 大木先生も気にしてくれていたのだ。愛奈はゆっくりと首を振った。
「やっぱり、駄目みたいです」
「そうか」

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