テキストサイズ

監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

 I駅前にネットカフェがある。とりあえずはそこに行くことにした。児童保護施設には翌朝、電話するつもりだ。すぐに受け容れて貰えるかどうかは判らないが、こんな中途半端な時間に電話しても、埒があかないだろう。
 愛奈は二つ折りの携帯電話を開いた。このメタリックピンクの携帯は実は拓人に与えられたものだ。待ち受けの時間は午後七時半を指している。特に残業や接待がなければ、そろそろ拓人が帰ってくる時間だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ