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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

 一刻の後。
 冬の椿を思わせる深紅の褥の上には、一糸纏わぬ姿にされた愛奈が横たわっていた。両手は高々と持ち上げた形で緋色の紐で縛られている。
「あ、あぁっ、う―ん」
 声を洩らすまいと固く歯を食いしばっても、拓人の巧みな愛撫の前には無垢な愛奈の抵抗を封じ込めるのなど赤児の手をひねるよりも容易いものだ。

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