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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第5章  Prisoner(囚われる)

 拓人の額にひとすじの前髪がはらりと乱れてかかれっていた。元々が美しい男だけに、今、彼は壮絶な色香を醸し出している。虚ろなまなざしの奥には消えることのない情欲の焔が炯々と点り、どこか壊れたような口調で愛奈の身体の感じやすさを褒めたたえる。
 それを延々と聞かされる愛奈は我が事だけに、余計に羞恥に悶えることになる。拓人は女の身体だけでなく言葉でもいたぶり責め立てることで、余計に興奮して自らも煽られていくようだった。

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